新型コロナに有効な塩化ベンザルコニウム
経済産業省は、新型コロナウイルス対策成分として、消毒方法の有効性評価を実施した７種類の界面活性剤を有効と判断し、公表しています。
D7のpart１液には、この７種類の成分のうち塩化ベンザルコニウムが含まれています。
経産省は、塩化ベンザルコニウムについて、0.０5％の含有を求めていますが、part１液には、塩化ベンザルコニウム（別名＝アルキル（C12－16）ベンジルジメチルアンモニウムクロリド）が3.2％含まれており、part2液と混合し推奨の20倍に希釈したとしても0.０7％以上の濃度となり認定基準を満たしています。
これは、D7が公に認められた新型コロナウイルスに有効な除染剤としての条件を備えているということであり、学校や消防など公の機関・施設や、病院、交通機関など民間機関・施設などが除染剤を採用する際の有力な判断基準となります。